2015年11月2日月曜日

グッドデザイン賞に行ってきました

あっという間に11月ですね。今日はとても寒い日になりました。

先日は、小佐原君から招待券を頂いたので、受験コースの人たちと一緒に東京ミッドタウンで行われている「グッドデザイン展」に行ってきました。

小佐原君に会うことは出来ませんでしたが、幸い天気も良く晴れて、行楽日和の1日でした。

ミッドタウン内では「グッドデザイン展」以外にも、様々な催し事が行われていましたので、各自が興味のあるイベントに自由に足を運んでもらいました。

中でも、21-21デザインサイトで行われていた建築家の「フランク・ゲーリー展」が思いのほか良かったみたいです。

「グッドデザイン展」の展示はかなりのボリュームで、集合時間まで見切れない程でしたが、みんなとても楽しく過ごしてくれた様子だったので安心しました。






会場にはたくさんの作品がありましたが、ほんの少しだけですが画像をアップしました。

敷地内の公園では家族連れの方たちが楽しめる催しが行われていました。

ミッドタウンの中では、グッドデザイン展とは別に、ミッドタウンのアートアワードを受賞した作品も展示されており、来場者が審査できるように投票ボタンが設置されていました。


これは座布団型のスマホの充電器です。いい感じですね。

これもアートアワードの作品で浮世絵がプリントされたエアパッキンです。
当時、梱包用の紙にも使用されていたエピソードからのアイデアですね。



ここからは「グッドデザイン賞」の展示です。会場には1300件以上の製品が並びました。

これはグッドデザインに選ばれたベーカリースキャン。
テーブルの上にパンを置くと瞬時に読み取って会計してくれます。

手すりのデザインです。
日常的に目にする何気ないものなので、主張を抑えなが
らも、心地よい造形にする作り手の意識が表れています。

割り箸ですが、ちょっとした工夫で、なんとも贅沢な気持ちにさせてくれますね。

最近では珍しくなくなってきた小民家の再生事業です。
こういった事業がどんどん広がって地域が活性化して欲しいです。

使い終わったパッケージを使った紙工作の企画です。
古民家の企画もそうですが、再生という行為だけでなく、
物作りへの心を刺激してくれるアイデアだと思います。


 

デザインは人の営みを豊かにするためにあるものですが、デザインのヒントはその営み(生活や仕事)の中から生まれます。
受賞された製品は、作り手のそんな視点を強く感じさせるもので、あらためてものつくりの姿勢に感心させられました。

近年のグッドデザイン賞は、プロダクトデザインだけではなく、スマートフォンのアプリケーションや様々な事業や企画などにも広がっていました。

審査員の方が「人に優しいデザインが大切」と仰っていましたが、今後はそれがコンセプトの主流になるんだと思いました。